高校チームは関大一高と対戦し勝利しました

 2010年2月14日、新人戦Bブロック優勝をかけて関大一高と対戦しました(10:00キックオフ @エキスポ)。
試合開始直後、高槻リターナーの連携が悪く、ボールをファンブルし、いきなり自陣20ヤードのレッドゾーンで相手の攻撃になります。ここはTDを奪われても仕方がなかった場面ですが、ディフェンス陣がふんばり、#78永井君のサックなどで相手をロスさせます。関大一高は4thダウンギャンブルに来ますが、失敗に終わらせ攻撃権が高槻に移ります。その後、ランなどで大きくゲインしますが、またもファンブルで関大一高にボールが移ります。この大事な場面で、DB#11山本君が相手のロングパスをインターセプトし高槻を救います。高槻はランを中心に1stダウンを更新していきますが、なかなか得点につながりません。2Q終了間際にRB#28佐伯君のランなどで、ゴール前まで攻め込んできます。ゴール前4ヤードで4thダウン1になりました。あと1ヤードで1stダウンも更新できます。ここはフィールドゴールを狙わずにギャンブルに。しかし、残りインチで1stダウンならず。前半は、最初のミスがあっただけで、攻撃もリズムがよく、また守りも冴えていました。両チーム無得点でしたが、完全に高槻が押している感じでした。

 後半に入って、高槻側の反則(パスインターフェア:15ヤードの罰則)で、関大一高に自陣深く攻められますが、ここで関大一高のフォルススタートがあり救われました。その後、DB#1龍園君のインターセプトが出て攻守交替。関大もインターセプトで応酬します。自陣20ヤードまで攻められて高槻のピンチを迎えますが、ここでQタイム。仕切り直しでサイドが変わります。高槻のディフェンスも気合が入っています。LB#37丸山君の強烈なタックルで関大一高はボールをこぼし、高槻が押さえて攻守交替。このプレーで双方の選手が負傷しますが、ここからは高槻の気迫の攻撃が始まります。次々と1stダウンを更新し、距離の長い4thダウンギャンブルもあっさりと決めて、最後は、RB#90西岡君をおとりにして、TE#99岡崎君が誰もいないところを駆け抜けました。待望のTDです。PATも決まり7-0に。このドライブは、強烈なタックルによる相手のファンブルから始まり、約90ヤードくらい前進しました。チーム一丸となった、まさに炎のドライブでした。
 残り時間は2分あまり。まだ関大一高の攻撃があります。関大一高も必死です。パスを次々と成功させます。残り時間13秒でゴール前10ヤードまで攻め込まれました。ここはTDパスしかありません。祈るような気持ちでパスの行き先を追いかけましたが、#80原口君がインターセプト。残り時間2秒です。最後は、ハラハラドキドキの試合展開でした。

  1Q 2Q 3Q 4Q
高槻高校 0 0 0 7 7
関大第一高校 0 0 0 0 0

 


キックオフのリターンでいきなり高槻はファンブル

ピンチを迎えるも、ここは守り切ります。

RB#90西岡君のラン

RB#28佐伯君も走ります

2Q終盤、高槻はFGを狙わずギャンブルに
わずかに届かず失敗

後半:パスターゲットが見つからずQB#9福島君がスクランブルに

関大一高に攻め込まれるが

ハードヒットで相手がボールを落とし、それを高槻が確保

攻撃権を得て、ここから気迫のドライブに

WR#8奥君へのパス成功

WR#80原口君へのパス成功

#39松本君がスピンしながら相手を振り切り前に進む

ゴール前、ギャンブルに

TE#99岡崎君のTD

PATも成功し、7-0に

関大一高の攻撃を必死で阻止するも

残り時間13秒で10ヤード付近まで攻められる

最後はパス、しかし#80原口君にインターセプトされ、試合終了に


  この試合ではランはよく決まり、RB#39松本君、#37丸山君、#28佐伯君、#90西岡君が活躍しました。これはラインがきちんとブロックしてくれたおかげです。
 次は4月から始まる春のトーナメントです。3年生は、これで引退になりますので一つでも多く勝ち、昨年と同じく関西大会出場を果たしてもらいたいと思います。

 試合後、春大会の組合せ抽選があり、再び1回戦で関大一高と対戦することになりました。
 
なお、試合の写真はフォトギャラリーにあります。


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