激闘の末、関西大倉高校に勝利しました！

　本当に疲れました。両校一歩も譲らず、お互いなかなか得点できません。最後はタイブレイクを4回繰り返し、気迫で勝ったという試合でした。
先週、大阪産業大附属高校に負けたので、5位決定戦に向けて、関西大倉高校との対戦です。9:30キックオフなので、試合開始時は少し肌寒い状態でしたが、気温がぐんぐん上がり、試合終了時は汗ばむ陽気でした。しかし、試合はさらに熱いものになりました。両校ともディフェンスの集まりがよく、どちらもなかなかゲインができません。前半を0-0で折り返し、接戦になりそうな雰囲気で、ミスが勝敗を決めるのではないかと思っていました。後半に入ってもこう着状態が続き、何度も攻撃権放棄のパントキックが見られました。高槻が４Qで見せたスペシャルプレーも成功しませんでした。ラン中心の攻撃のため、４Qまでどんどんゲームが進んでいきます。そして1時間半で0-0のまま４Qを終了しました。試合全体を振り返ると、関西大倉はほとんどゲインできない状態で高槻に完全に封じられていた感じでした。

	１Q	２Q	３Q	４Q	計
高槻高校	0	0	0	0	0
関西大倉高校	0	0	0	0	0

　ここからはタイブレイクになります。25ヤードの地点から交替で攻めます。コイントスの結果、関西大倉高が先攻を得ました。先に得点を取った方が、相手にプレッシャーをかけられるので、有利と考えられます。高槻にとっては嫌な展開です。まず、相手の攻撃をほぼ完全に止めて前進を許さず、4thダウンで相手のフィールドゴールになりました。そのキックは逸れて無得点。次は高槻の攻撃です。ここはFG狙いで、ゴリゴリ押していきます。そして4thダウンでFGになりましたが、こちらも失敗。2度目のTBはサイドが変わりましたが、同じような状況で、どちらも決めることができません。そして4度目のタイブレイクになりました。関西大倉高は先に点を入れられなかったのですが、後攻めの高槻は1stダウンを更新し、最後はRB#39の松本君がエンドゾーンに走り込んでTD。劇的な幕切れになりました。

	TB	TB	TB	TB
関西大倉高校	0	0	0	0
高槻高校	0	0	0	6

　タイブレイクで実に45分かかりました。すごい試合になりましたが、ベンチを含めてすべてのメンバーが今日のヒーローだったと思います。

	両校４Qを終わって無得点
タイブレイクのコイントスの結果、高槻後攻
４度目のタイブレイク。松本君が決着をつけます。	激闘の末の劇的な幕切れ