4/16（土）15:30、大阪府ベスト４をかけた試合がEXPO FFで行われました。相手は、大阪産業大学附属高校（以下大産）です。昨年までは、なかなか勝てなかったのですが、今年の新人戦では7-0で勝利しています。ときおり強風が吹く中、夕方ということもあり少し肌寒い天候でした。高槻レシーブで試合が始まりましたが、最初のドライブは大産の厚いディフェンス陣に阻まれ1stダウンを更新できません。大産に攻撃権が移りましたが、高槻の守備もよく、こちらもパントで攻撃権を放棄させます。１Qはどちらもランが中心で、時間がどんどん流れます。２Qに入ってから、大産が残り10ヤードまで攻め込んできます。ここでTDを決められ0-6。しかし、PATの時に相手反則が2回発生し罰退します。結局キック不成功で6点どまり。高槻も前半残り1分を切ったところで攻撃権を得ます。ここからの攻撃が見ものでした。時間がないのでパスで攻めていきます。相手のパスインターフェアの反則も誘い15ヤード進みます。その後、パスを2度失敗しますが、TE#99岡崎君に起死回生のパスが通ります。チームタイムアウトを使い切っていますのでスパイクで時計を止め、そして、最後はWR#80原口君へのTDパスが決まります。PATも決まり、前半残り10秒で逆転です。前半を終わって7-6。まさに執念で奪い取った得点でした。

　後半は流れが大産に移ってしまいました。高槻も息切れしています。３QでTD2本を取られ、４Qもさらに追加点を取られます。そして、陽が傾いたグランドで迎えた試合終了。９名の高３生にとっては高校チーム最後の試合となりました。苦しいこと、楽しいこと、いろいろあったと思います。高槻アメフトで培ったことは、これからの人生にも大きな糧になるでしょう。本当に君たちは最後までよく頑張りました。一人の高３生が最後の挨拶の時に述べていましたが、負けて学ぶということがあります。次のチームを担う後輩たちも、この経験を忘れないで、クラブと勉強を両立させてください。

	１Q	２Q	３Q	４Q	計
高槻高校	0	7	0	0	7
大阪産業大学附属高校	0	6	13	14	33