立命館宇治戦、同点の末タイブレーク戦で薄氷の勝利

【1Q】
真夏の暑さを思わせる中、立命館宇治中の人工芝グランドで試合開始。
#98鯉池君のキック良く伸びタッチバックとなり、立命館宇治自陣20ヤードより1ダウン。
相手エースRBを#79草野君、#55加納君が真ん中を止め、オープンも#15赤間君がうまくタッチする。
高槻守備ライン良く頑張り、、真ん中のホールはほぼつぶれている。
高槻敵陣25ヤードの好ポジションからの攻撃だが、攻めきれず。立命館宇治の攻撃#85庄田君のナイスカバー#79草野君のロスタッチで高槻攻撃、またも敵陣35ヤードからの好ポジションだが、立命館宇治もよく守る。高槻守備も#55加納君、#24長谷川君のよい動きで守る。

【2Q】
#86塚部君のパント好リターンから高槻自陣40ヤードからの攻撃。#86塚部君のオープンラン、#17植木君のスイープ、#10小柿君から#85庄田君へのパスでゴール前へ。#15赤間君の中央ダイブで残りゴールまで1ヤード。前半残り35秒。
最後は、#17植木君のスイープでTD!
待望の先取点。#86鯉池君のキック決まり、高槻7点立命館宇治0点。
自陣40ヤードからの高槻気迫のドライブであった。

【3Q】
高槻攻撃、#87鶴見君へのパス、#86塚部君へのロングパスが決まり、ゴール前へ。高槻攻撃ラインも良くパスプロしている。
しかし、最後を攻めきれず、FGを狙うが惜しくも失敗。
立命館宇治の攻撃も#66六車君の素早い動き、#85庄田君のナイスカバーで止める。

【4Q】
高槻守備、#97仲瀬君のロスタッチ、#79草野君、#76中島君、#55加納君の鋭い動きで守る。
高槻攻撃も、#10小柿君から#87鶴見君、#85庄田君へのパスを決めるが、攻めきれない。
試合終了まで、残り2分37秒、立命館宇治自陣35ヤードから攻撃。ショットガンに対し、#97仲瀬君、#15赤間君、#76中島君のサックするも、積極的にパスを決められ、4ダウンギャンブルも許し、ゴール前へ迫られる。#85庄田君の必死のカバーで守り、ゴールまで残り6ヤード立命館宇治4ダウンギャンブル試合終了まで16秒。しかし、ここでパスを好捕されTDを許す。キックも決まり高槻7点、立命館宇治7点。同点となり試合はタイブレークに持ち込まれた。

タイブレーク方式は、お互いゴール前15ヤードから攻撃を行い、表、裏の点数で勝敗を決める方式。

【第1シリーズ】
高槻攻撃、反則もあり攻めきれず0点となったため、立命館宇治はFGでも勝利となり高槻ピンチ。
#74楊君、#79草野君が真ん中を止め、#19粂田君が大きくロスサックし4ダウン19ヤードのパスを#98鯉池君のナイスカットでなんとか0点で抑える。

【第2シリーズ】
高槻またも反則で罰退するも、#10小柿君のランで4ダウン残り13ヤード。#10小柿君からTDを狙ったロングパスを#87鶴見君が身体ごと飛び込んでのスーパーキャッチでTD!。#98鯉池君ののキックも決まり、高槻7点。
続く立命館宇治の攻撃は、#24長谷川君のコンテイン、#79草野君、#74楊君のラッシュ激しく進ませないが、ロングパスを通されまたもゴール前5ヤードへ。ランでゴール前インチとなる。3ダウンのパスを#97仲瀬君のパスカット。4ダウンの最後のパスを闘将#79草野君のロスタッチで止め、試合終了。


1Q

2Q

3Q

4Q

TB

高槻中学

7 0 0 0

7

7

立命館宇治中学

0

0

0

7

7

0


タイブレーク戦は、終始劣勢で立命館宇治のロングパスを警戒している中で、ここしかないというところに#10小柿君が投げ、#87鶴見君が相手DBの中に飛び込むような”ど根性スーパーキャッチ”でチームを救ってくれた。

それにしても立命館宇治中は手ごわい相手とは思っていたが、各選手の能力も非常に高くなっており、春よりさらに手ごわい相手となった。
春からの成長が立命館宇治中の選手に負けていないか? 大変厳しい現実を思い知らされたゲームであった。
しかし、高槻も最後のゴール前インチを止めたことは、苦しいゲームの中での唯一の救いであろう。
あの頑張りができる君たちならできる。さらなるレベルの高い選手を目指して欲しい。今からでも遅くない。

努力こそが最大の能力である。



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