兵どもが夢のあと

準決勝の敗退から1週間。皆それぞれの想いがよぎっているだろう。
いつもに増して多くの皆様に応援に来て頂き、熱い大声援を頂いた。高槻選手たちにも響いたものと思う。
厚くお礼申しあげます。

大阪府大会からおそらくもっとも強豪と当たるトーナメント戦だった。しかし選手たちは、果敢に戦い、強豪との接戦の連続を勝ち進んだ。
他の私学と比べて、色々な面で条件的に有利な部分はほとんどない中で、高槻チームは、勇敢に闘かった。
準決勝第3Qのゴール8ヤードからの大産大の攻撃を止め続けた高槻守備。あと一歩であったが、ハイレベルな名勝負であった。皆の記憶に残るシーンだろう。
この選手たちの最後まであきらめない精神力、闘争心は、立派なフットボール戦士だ。チームの上限は、3年生の意識レベルで決まると思う。
よくぞここまで、頑張ったと思う。立派だったとほめてあげたい。
これも依藤先生、杉原先生の日ごろの熱いご指導、エネルギーのお陰である。お礼の言葉もない。このようなチームは、一朝一夕でできるものではない。
選手たちもこのことは忘れないでほしい。

これから3年生は、受験勉強にこのエネルギーを注ぎ、勉強も悔いなく頑張ってほしい。そしてこのような若い彼らが、これからもこの高槻魂で人生を切り開いていってほしいと思う。きっと高槻フットボールでの経験が一生の礎となるであろう。そしてこの悔しさは、一生消えることはないだろう。しかし、それを自分のばねに、エネルギーに変えて、受験、人生に頑張ってほしい。
そして、できれば大学でも是非フットボールを続けてほしい。君たちのような経験者は、フットボール界にとっての”金の卵”である。
このレベルのフットボールができる選手は、受験勉強も必ずできる。

3年生の保護者の方には、大変お世話になりました。このような立派なチームを作ってくれた3年生の陰、日向となって頂いたことと思います。厚くお礼申しあげますとともにこれからもなにとぞご支援お願い申しあげます。

これで2年連続春は、大産大に負けた。2年生、1年生は、この悔しさを五臓六腑にしみこませて、この1年間過ごすことが鍵である。大阪府大会で敗退となった強豪チームも秋に向けて始動している。

また新たなシーズンが始まった!


 
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