11/18  高槻中学は甲子園ボウル予選準決勝で啓明学院中学に14-7で勝利しました。              


1Q

2Q

3Q

4Q

高槻中学

6 8 0 0

14

啓明学院中学

0

7

0

0

7

 



(高槻中―啓明学院中戦 試合経過)

<1Q>

啓明中のキックオフで試合開始。1河波君がリターン、自陣32ヤードから高槻の攻撃。
最初の攻撃から啓明にカウンターを仕掛ける。相手反則もあり、一気に敵陣30ヤードへ。
9水落くんから95岡崎君への20ヤードパスが決まり敵陣10ヤードへ進んだ後、9水落君のTDランが決まり、高槻幸先よく6点先取。
高槻キックオフ後、啓明リターン、自陣20ヤードからの攻撃。啓明のラン攻撃が止められず4連続1st downを決められ高槻陣35ヤードまで進まれる。次の攻撃、高槻守備陣の頑張りでようやくパントに追い込む。しかし高槻の次の攻撃も啓明に止められ、自陣20ヤードで攻守交代となる。

<2Q>

啓明、敵陣20ヤードからの攻撃、パスとランでゴール前5ヤードまで進まれる。高槻は啓明の攻撃を4th downまで追い詰めるが、啓明がフィールドゴールを狙いに来たときに高槻がラフィング・ザ・キッカーの反則を取られる。啓明ゴール前1ヤードからの攻撃でパス&ランでTD。高槻、6−7と逆転される。お互いに1回ずつ相手の攻撃を止めた後、高槻自陣47ヤードからの攻撃。28小川君ランが決まり敵陣41ヤードへ。ここから高槻はパスで26ヤードまで進み、95岡崎君に再びパスが決まりTD。さらに97仲瀬君への2点コンバージョンパスも決まり、高槻14−7と再び逆転。
これに対し啓明は2Q終了間近、高槻陣41ヤードからの攻撃でロングパスを決め一気にゴール前7ヤードへ。高槻ピンチ。高槻のパスインターフェアでゴール前2ヤードまで進まれるも、啓明もイリーガルフォーメーションでゴール前7ヤードに戻る。前半残り時間は少なく最後の攻撃。啓明1st down パス失敗、2nd down 95岡崎君のナイスパスカット、3rd downは TDパスがゴールエリアの外でのキャッチとなりアウトオブバウンズ。4th down 啓明はフィールドゴールを狙うが外れて加点できず。高槻懸命の守備で啓明の攻撃を凌ぎ切る。2Q終了。
ラインで押されてはいたが、2年生の20巽君も守備の一角を担い、全員で辛抱強く啓明の攻撃を封じていた。

<3Q>

高槻のキックオフで後半戦開始。高槻、啓明の最初の攻撃をパントに追い込み自陣27ヤードからの攻撃。25日高君へのパスと28小川君のランで8ヤード前進するも攻撃が続かずパントへ。啓明自陣40ヤードからの攻撃、ランで8ヤード前進した後のロングパスを95岡崎君が高槻陣20ヤード付近でインターセプト後、ランで敵陣44ヤードまで前進のビッグプレー。敵陣44ヤードからの攻撃は47岡村君のナイスランで始まったかと思いきや、反則を取られ10ヤード罰退。2nd down でのロングパスは逆にインターセプトされ攻撃権が啓明に移る。啓明、自陣5ヤードからの攻撃、パスとランをうまく織り交ぜ2回の1st down 更新、自陣43ヤードへ前進。しかし次の攻撃は高槻が止めパントへ。高槻自陣35ヤードからの攻撃、10ヤード進めずパントで敵陣35ヤードへ。啓明、自陣35ヤードからの攻撃、こちらも10ヤード進めずパントで敵陣30ヤードへ。一進一退の攻防が続く。

<4Q>
高槻、自陣30ヤードからの攻撃、28小川君のナイスランで自陣47ヤードへ進み1st down。続いて25日高君へのパスが通り敵陣34ヤードへ、1st down更新。更に9水落君から81井本君へのロングパス。競り合いの中、井本君が見事にキャッチ、敵陣10ヤードまで前進。しかし啓明も必死のdefenseで守り抜き啓明陣15ヤードで攻守交代。啓明もランとパスで2回の1st downを更新する怒涛の攻め。敵陣44ヤードに盛り返すも、次の攻撃で4th down ギャンブル、パス失敗で攻守交代。次の高槻の攻撃はまたしても啓明に阻まれパントとなる。啓明、自陣35ヤードからの攻撃、徐々に時間がなくなってきている。1st down 時計を止めるパス。2nd down パス失敗の後、3rd downスナップをファンブルしたがすぐパスを繰り出し高槻陣45ヤードまで前進。啓明の次の攻撃、再びスパイクで時計を止めた後、パスを2本失敗、4th downで投げたパスを81井本君がナイスインターセプト。高槻、自陣30ヤードからの攻撃、残り1分15秒。啓明は高槻の2本のラン攻撃にタイムアウトを使い切り、迎えた3rd down 28小川君のランで高槻は1st down更新。残り時間40秒となり、勝負が決まった。


戦前の評価でも啓明学院は非常に強く、試合後も先生、選手ともに「実力は啓明が上」と相手を讃える一方、啓明選手も最後の挨拶で
「春に高槻に負けた悔しさで啓明はここまでやってこれました、有難うございました。僕たちに勝った高槻にはぜひ甲子園に行って欲しいと思います。」と思わず涙してしまうような感動の言葉を残して行ってくれました。次戦、関西学院中との決勝戦、自分たちのためだけでなく、闘ってきた相手チームのためにもぜひとも勝利して欲しいと思います。
依藤先生、杉原先生、前田先生ご指導、本当にありがとうございました。また夕方からの試合で非常に寒い中、多くのご父兄の方々に応援に来ていただき有難うございました。次戦の決勝戦は11月23日、王子スタジアムで10:30キックオフです。皆様の熱い応援をよろしくお願いします。




 



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