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１Q |
２Q |
３Q |
４Q |
計 |
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関西学院中等部 |
0 | 0 | 6 | 6 |
12 |
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高槻中学 |
7 |
0 |
2 |
0 |
9 |
季節は晩秋から初冬へ移り変わりの時期にも関わらず、春を思わせる暖かい晴天の下、いよいよ甲子園ボウル出場をかけて関西学院中等部との決勝戦に臨んだ。
＜試合経過＞
<第１Ｑ>
高槻キックオフで試合開始。敵陣38ヤードからのＫＧ攻撃は、素早い高槻ディフェンス（#74伊達君、#72池田君、#77水谷君、#80戸澤君）のラッシュにロスヤード、パス失敗で4thダウンパント。パントスナップが乱れたところを高槻ロスタッチ、敵陣20ヤードからの絶好の攻撃権を得る。
最初の攻撃は#21滝野君のラン、#2中畑君へのパス成功によりＦＤを更新し、敵陣5ヤード。次のシリーズはなかなか前進できず4thダウンギャンブルで、タッチダウンパスを狙うがインターセプトされタッチバック。
敵陣20ヤードからのＫＧ攻撃は、パスで一度ＦＤを更新されるも、次のシリーズは高槻ディフェンスの堅守により4thダウンパント。そのパントを高槻#75福永君が鋭く突っ込み身を挺してブロック、敵陣30ヤードからの攻撃。
最初のシリーズでQB#16木村君から#6松田君へパス、その松田君が後ろから追走してきた#2中畑君に、ピッチしサイドラインを駆け上がるスペシャルプレーで、20ヤードゲインしＦＤ更新。エンドゾーンまで10ヤード。次のシリーズは3rdダウンで1ヤードしか進めず、4thダウンギャンブルとなるが、#21滝野君がＫＧディフェンスをかいくぐり9ヤードランでタッチダウン。#9赤穂君のＴＦＰも決まり高槻7-0ＫＧ。
高槻キックで敵陣30ヤードからのＫＧ攻撃は3rdダウンまでで5ヤードロス。ここで第1Ｑ終了。
<第２Ｑ>
サイド交替しＫＧ攻撃は4thダウンパントで高槻自陣46ヤードからの攻撃。
続いて両者とも1回ずつ攻撃シリーズがあったが、決め手を欠いた。
次の高槻自陣36ヤード高槻攻撃は、10ヤードロスし4thダウンパント。ここで、ＫＧのスナッパーへの接触違反のペナルティで再び攻撃権を得る。
#16木村君から#12今岡君、#2中畑君へのタイミングの良いパスにより2回ＦＤを更新するも、続くシリーズは、4thダウンギャンブル失敗で攻守交代。
敵陣30ヤードからのＫＧ攻撃は、パスが通りだし2度ＦＤを更新されるが、次のシリーズは、ショートパスを#77水谷君が反応良くボールをインターセプト、高槻自陣41ヤードからの攻撃。後はお互いの攻守で時間を費し前半終了。
<第３Ｑ>
高槻レシーブで後半が開始され、高槻自陣30ヤードからの攻撃。１ｓｔダウンでファンブルにより攻守交代。
高槻自陣28ヤードからのＫＧ攻撃は、2度ＦＤを更新され高槻自陣7ヤードまで攻め込まれる。次のＫＧ１ｓｔダウンの攻撃は、ディフェンスが踏ん張り1ヤードロスさせたが、2ndダウンの攻撃で、エンドゾーンのレシーバーにコントロールの良いリードパスを投げ込まれタッチダウン。続くＴＦＰは、キックしたボールを高槻#75福永君がブロックし、バウンドしたフリーボールを#26奥田君がうまくキャッチし、ブロッカーもきっちり追走するなか、トップスピードでそのまま相手エンドゾーンまで走りきりセーフティ。相手に傾きかけたモメンタムを引き寄せるナイスプレー。高槻9-6ＫＧ。
高槻自陣43ヤードからの高槻攻撃はランでＦＤを2回更新し、敵陣18ヤード。4thダウンギャンブル失敗で攻守交代。その後、両チームとも決定打を欠くも#26奥田君のインターセプトで攻撃権を奪取し、2ndダウン敵陣29ヤードで第3Ｑ終了。
<第４Ｑ>
3rdダウン残り2ヤードからランでＦＤ更新。次のシリーズもＦＤを更新し、敵陣6ヤードまで攻めるが、4thダウンギャンブル失敗で攻守交代。ＫＧ攻撃、高槻攻撃とも大きな前進はなく、敵陣22ヤードからＫＧ1stダウンの攻撃、試合終了まで残り時間は2分28秒。
高槻ディフェンスラインの鋭いラッシュをかいくぐりＫＧのＱＢが投げたロングパスが、フィールド中央を駆けあがったレシーバーにヒットし、そのままエンドゾーンに走りこまれタッチダウン。ＴＦＰは失敗し高槻9-12ＫＧ。
残った時間、高槻ワイルドイーグルスはあきらめず攻守とも全力で戦ったが、無情にも試合終了のホイッスル。高槻9-12ＫＧで敗れる。
モメンタムを掌握し、高槻ペースで試合を運んでいたが、たった１つのプレーで勝敗が分かれてしまった。勝負の非情さを痛感した試合であった。
個性の強いチームであったが、最終的には甲子園ボウルに向けて個々の気持ちは一致団結していたと思う。それは、リーグ戦を通過した後、一戦一戦確実に強くなっていたことで感じられた。
チーム一丸となり最後まで全力で、果敢に戦っていた君たちの姿は、応援に来て下さった方々に感動を与えたことと思う。
この悔しさを胸に秘め、高校高槻ワイルドイーグルスで謙虚さと闘争心を忘れず、新たな目標に向かって進んで行ってほしいと思う。
ご指導を頂きました
依藤先生、杉原先生有難うございました。また多くのサポートをしてくださったＯＢ・先輩の方々、応援に来て下さった方々本当に有難うございました。
来シーズンも高槻ワイルドイーグルスをよろしくお願いします。