1Q

2Q

3Q

4Q

高槻高校

7 6 0 0

13

関西学院高等部

7

0

0

0

7

  高校チームは関西大会決勝戦、関西学院高等部に13-7で勝利しました。皆様応援本当に有難うございました。 
   関西学院高等部はこれまで何度も対戦してきた強豪校、戦前から接戦が予想される中、1Q先手を取ったのは高槻、ラン攻撃を中心に着実に1st downを更新し先取、その後ミスから同点に追いつかれるが、2Q再びラン攻撃を繋ぎ高槻が関学をリード。その後は一進一退の攻防が続き、疲れの出る最終4Q、皆の気合が満身創痍の体を突き動かし、キックブロック、QBサックで関学の攻撃を跳ね返し優勝を勝ち取った。


<試合経過>
<1Q>
 関学のキックオフで試合開始。28小川君のリターンで高槻自陣31ヤードからの攻撃。最初の攻撃は47岡村君の右ランで8ヤードゲイン。続いて97仲瀬君が左から走り込み右へ展開、6ヤードゲインで1st down。更に28小川君が中央左をランで抜け16ヤードのゲイン、もちろん1st down。敵陣39ヤードに進んでの攻撃、関学ディフェンスに2回の攻撃を止められた後の3rd down7、9水落君が中央右をランで抜け14ヤードのゲイン、ナイスラン。高槻敵陣22ヤードからの攻撃は、28小川君が中央右をランで突き5ヤードゲイン、47岡村君、9水落君がランでそれぞれ2ヤード進む。4th down1、高槻はギャンブル、47岡村君が右オープンを駆け上がり一気にtouch down。ライン陣、WR陣が相手ディフエンスを完璧に抑えたオプションプレーで高槻先制。95日高君のキックも決まり、高槻7−0関学。
 高槻のキック、これはタッチバックになるナイスキック。関学自陣25ヤードからの攻撃。56河内君が相手RBに8ヤードのロスタックル。トスミスの後の3rd down20でパスを決められ18ヤードゲインを許すも1st down更新ならずパントへ。
 高槻自陣21ヤードからの攻撃。9水落君のランで9ヤード前進するも3rd downで止められパントへ。パスが乱れ自陣21ヤードで攻守交代。
 関学はこの好機に7ヤードパス、11ヤードランでゴール前1ヤードとし、QBに中央右を突かれtouch downを許す。キックも決まり、高槻7−7関学。
 関学のキックを高槻がリターン。高槻自陣29ヤードからの攻撃。47岡村君がナイスランで22ヤードゲイン。<1Q終了>

<2Q>
 エンドが変わって、高槻敵陣49ヤードからの攻撃。9水落君が中央右を突き5ヤードのゲインの後、28小川君が中央ランで13ヤードゲイン、1st down。敵陣31ヤードからの攻撃はすべて水落君のラン、15ヤードを前進1st down。次のシリーズは47岡村君のランで11ヤード前進で敵陣6ヤードまで攻め込む。9水落君の右オープンへのランでゴール前1ヤードに迫り、最後は47岡村君が再び右オープンへのラン、止められたかに見えたがパワーでゴールラインを割りtouch down。高槻13−7関学、高槻再びリード。高槻はライン陣がラン攻撃を支え優勢に試合を運んでいる。
 高槻のキックを関学がリターン。関学自陣25ヤードからの攻撃。中央のランを95日高君が止めるも、QBランとショートパスで1st downを取られる。その後もパスとランで1st downを更新され、ゴール前14ヤードにまで進まれる。続く中央へのパスはあわやtouch down になるところ22増田君がゴール前1ヤードで押し戻した。前半残り時間は8秒。関学ゴールまで1ヤードの攻撃、QB埜下君が中央右を突くが28小川君、2岡崎君がギリギリのところで止め前半終了。高槻、執念の守備でリードを守る。

<3Q>
 高槻のキックで後半開始。関学自陣29ヤードからの攻撃。ランで1st downを更新されるも、次のシリーズで30乾君がパスを9ヤードでくい止めパントへ。関学のパントは常に自陣深くまで押し戻され、厳しい位置からのスタートになる。
 高槻自陣8ヤードからの攻撃。47岡村君のラン、95日高君への前パス、2岡崎君への16ヤードパスで1st down更新。しかし次のシリーズ高槻も97仲瀬君のランで6ヤード進むも、10ヤード進めずパントへ。怪我の小川君に代わり18田岡君がパント、見事なキックを披露。
 関学、自陣32ヤードからの攻撃。中央ランを28小川君が止め、次のランを47岡村君、63岡本君が止める。左パスを22増田君が止めるも1st down更新。次のシリーズは30乾君が右パスを止め、63岡本君、22増田君が左ランを止め、47岡村君が10ヤードロスさせるQBサックでパントへ。
 高槻自陣35ヤードからの攻撃。9水落君の2回のランで9ヤード進むも反則で5ヤード罰退、10ヤード進めずパントへ。関学の攻撃をよく抑えてはいるが、高槻の攻撃も前半のようには進まない。正念場の4Qへ。

<4Q>
 関学、自陣32ヤードからの攻撃。高槻は中央のランと中央のパスで1st downを更新されると、次のシリーズも3rd downで左サイドをランで抜かれ16ヤードゲインを許す。関学、敵陣29ヤードからの攻撃、3回のランを4ヤードの前進に止め、関学はフィールドゴールをねらう。30ヤード付近からのキック、これを2岡崎君がジャンプしてブロック、大きく前にはじかれたボールを95日高君が押さえターンオーバー。悪くなっていた流れを一気に取り返す。
 高槻敵陣37ヤードからの攻撃。最初の攻撃で9水落君が激しくタックルを受け交代。エースQBの交代は高槻には非常に痛い。さらに47岡村君のランの時にボールファンブルがあり関学にターンオーバーを許す。
 関学、自陣32ヤードからの攻撃、30乾君が右パスをナイスカット。しかし高槻の反則などもあり1st downを更新される。更に右ラン、左パスで1st downを更新され、続くシリーズも後一歩で1st down更新を阻止出来そうだったが、4th down ギャンブルでfreshを取られゴールまで20ヤードに進まれる。時間を使いながら最後にtouch downを狙いに来る関学に対し、高槻守備の形勢は非常に悪い。
 残り時間、1分20秒。関学の攻撃は右へのランで4ヤードの前進、ゴールへじりじり迫る。高槻の選手の疲れはピークだったと思うが、次の関学のプレー、皆の力が一つのプレーに集中した。CB、SFがパスターゲットを押さえ、ライン陣、LBがランの進路を阻み、素早く相手DFをかわした97仲瀬君が関学QB埜下君の後ろから激しくサック、落としたボールを仲瀬君が自分で押さえ起死回生のターンオーバー。残り時間1分8秒でのターンオーバーは関学にとって負けを意味していた。
 それでもまだ2回のタイムアウトが残った状態であったが、体力の限界は過ぎているであろう9水落君が2回のランで1st downを更新。勝負あり。
 最後は勝利のカウントダウン、歓声とともにビクトリーフラワーが宙を舞った。
 高槻にとって春は3年生最後の大会、最後という気持ちが関学を上回ったという選手の言葉に、まさにその通りの素晴らしい試合だったと感動させられた。 
 この試合で怪我を顧みず終始ランで攻撃を支えた9水落君が最優秀選手賞に輝いた。
 選手みんなの6年間の思いの詰まった試合に涙された方も多かったのではないでしょうか、本当に素晴らしい試合をしてくれた選手のみんなに拍手を送りたいと思います。おめでとう、そして感動を有難う。
  依藤先生、杉原先生には、選手みんなをよくここまで導いて下さり、本当に有難うございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。有難うございました。また顧問の先生方、OB・諸先輩、ご父兄の方々、これまでの応援・ご協力、本当に感謝しております、有難うございました。
  6月27日はプリンスボール、これを最後に3年生は引退ですが、皆様のお蔭で最高の締めくくりが出来ました、有難うございました。





rtv試合中継: http://www.ustream.tv/recorded/64317187
インタビュー: http://www.ustream.tv/channel/rtv-khafa



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